星座早見図

mapping of stars

贋作 桜の森の満開の下 パリ公演初日

ここに書くのひさびさだな。 初のNODA・MAP達成したので書きますやい。 NODA・MAP 第22回公演 贋作 桜の森の満開の下 パリ公演@国立シャイヨー劇場 Théâtre National de Chaillot/Salle Jean Vilar ジャポニスム2018公式企画 解らんかった。 演出、空間構成…

ままごと「わたしの星」

@三鷹市芸術文化センター 星のホール そこには、消費されない少年少女がいた。眩しくて、儚くて、生きているなあという感じがした。消費されないで生きる高校生を見るのは久しぶりだったから、なんだかそれはそれで苦しくて、泣き出しそうだった。 10人の少…

ベター・ハーフ①

@本多劇場 今になって苦しくなる。どうしたものだろう、上手くいかない愛が、もどかしくて苦しくて、くすぐったくなる。中村中さんの歌を聴きながら、どんどん絡まって言葉にならなくなる。 youtu.be www.youtube.com

わが星

わが星を観た。何年か前に話題になっていた。 この世界は円環。 一分一秒を回して、日々を回して、地球を回して、生きている。 「世界が回った!」なんて慣用表現、どこかの界隈では日常語のようにして共通理解をもって使われるけど、あながち間違っていない…

ルネ・ラリックの香水瓶

@高崎市美術館 北澤美術館所蔵 ルネ・ラリックの香水瓶 アール・デコ −香りと装いの美− 井上邸を観に来たついでに。特別関心のあるテーマでもないのでつなぎようがないといえばないのですが、まあ先は長い人生ですから、この先何があるかわからないじゃない…

ライアン・ガンダー −この翼は飛ぶためのものではない

@国立国際美術館(NMOA) RYAN GANDER -These wings aren't for flying アートに疎い民としてはたいてい知らない人なのだけど、こういうふうにひとりやワンテーマを拾い上げてくれるイメージの美術館だ、、。毎度興味を広げて帰れる。 帰りがけは駆け込みで…

Open Space 2017 未来の再創造

@ICC そういえば今年もオープンスペース初めしたので、ちょっと前のことだけど記憶掘り返しておく。 年々、蓄積を持って見ると、現代美術アーカイブが読めるようになっていってうれしくて足元見ながらステップ踏んでしまうね。 keyword ミュシャ アーツアン…

エリック・カール展

@世田谷美術館 エリックカール展。最終日目前にして滑り込み。混みすぎてまともに見れていないけど、クレーやマティスにつながった瞬間に泣いてしまいそうになる #ericcarle #setabi #星つなぎです エリックカールが好きなものを平易な言葉にしているのがと…

ソール・ライター展

@Bunkamura ザ・ミュージアム ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展 土曜の昼すぎは結構混んでいた。 写真展はTOPぶりだけれど、ソール・ライターはより「視線」を感じてよかった。かなりよかった。絵には視線や視点が介在しない可能性がある…

空想夢想

この世界は「不快」を叫ぶ人がいたのならそちらに寄り添っていかなくてはならないのだろうか。えっじゃあ「これはいや!」「あれもだめ!」「よくない!」「害悪!」って叫んだ人の勝ちだろうか。もちろん全人類が快適で安全で幸福な世界が実現できるならそ…

ナビ派展

@三菱一号館美術館 ナビ派、印象派とちがうのは、「版画」だーというところ。とても「版画」。展覧会を追っていったら、答えあわせのように版画もあったし、浮世絵のオマージュも感じたので、たぶんわたしのこの感覚は合っているはず。 わかりづらいのは色彩…

堀部安嗣展 建築の居場所

@ギャラリー間 とてもよかった。来てよかったーって思った。 たまたま、館長とアートディレクターの森桜さんのギャラリートークに出くわして、珍しくわたしも時間に余裕があったもんだから聞いてきた。身近な人に語られる堀部安嗣は、そのまんまの人に思えた…

言葉の呪いも鎧も一切合切

思考を洗練させればさせるほど言葉は尖って自分の胸を刺す。自分の胸どころか所構わずいろんな人を傷つける凶器にさえなる気がする。 あらゆるところで、わたしがわたしであることを選ぼうとした結果、見えずに踏み潰してきたものがたくさんあるんじゃないか…

衝動買いの記録

衝動買いをした、って言った。 どんな種にせよ、本屋さんで立ち読みしているとこれはお金払って買わなければならない...!というものに出会う時があると思ってるんだけど今日は非常にそれが鮮烈なビビッだったので買って帰ります— kiicha (@kieui4) 2016年10…

梅田に行って、思ったことメモ。 わたしはわたしの大学で良かったなーって思った。あんまり不満はない。他大の作品を見ながら、やっぱり心から好きといえるものは少なくて、わたしの同期たちの作品の方が好きだって思えた。どうも古臭くて、図面書くことにば…

娯楽の尺

もともとテレビって、3分、30分、1時間、2時間とかいうサイズのコンテンツの集まりだと思うわけですが、それが今や30秒や140秒というもっと細かなサイズに刻まれて繰り返し消費されていくようになったんだなーと思う。1時間も画面を見続けられない現代人たち…

この世は二人組ではできあがらない

一対一の大きな愛があることと一対百の小さな愛の積み重ねがあること、どちらが幸せだろうか。誰か一人に愛されたいのか、たくさんの人に愛されたいのか、巨大なエネルギーを得て安心したいのか、少しくらい欠けても不安にならないでいたいのか。 わたしはけ…

本を読んだ夏、日本の小学校教育ここにあり

小学校のとき、必ず夏休みの宿題に読書感想文なるものがあったじゃないですか。わたしは好きだったんだけど。ちゃんと書いたらおとなにたくさん褒めてもらえるから。 あの教育は日本人にDNAレベルで刻み付けられている記憶で、夏になると必ず本をたくさん読…

六本木クロッシング2016:僕の身体、あなたの声

@森美 セーラームーン展行ったらこっちも入れた。別の機会に、と思ってたけどラッキーだったので見てきたよ。恒例の六本木クロッシング。 ざっくり雑感は、今年弱めだったよな。六本木クロッシングは、オープンスペースほどではないけど、やっぱり表現工学…

セーラームーン展

@森美の下のスカイギャラリー(?) セーラームーン展行ってきた!うっきうきで行ってきた! 家族に「お前大学生だろ」とか言われたけどなんのその、大好きだ、セーラームーン。遺伝子レベルで大好きだった。 正直これっぽっちもストーリー覚えてなくて、何…

言いたいことを言うスタンスを貫きたい

そちらが聞く姿勢を見せたのなら言うよなあ。そりゃなんだって言いますよ。言いたいこと言います伝えたいから言います悪いことでも言います。だって「そういうのも受け止めますよ」「聞くよ」ってスタンス見せてきたじゃん。そりゃ言うでしょ。言って何が悪…

混線

まあちょっと旅に出ていたので間が空いてしまったけど、帰ってきたのでこちらもそろそろ復活します。星、つなぐ。本当は旅先でもう星つなぎすぎて、なんなら線だらけになってこんがらがって却って星座わかんなくなってしまったのでそれを解す作業をしなけれ…

スーベニア〜騒音の歌姫〜

書かなければならないのか...この感想......。めっちゃ気が重い。いや自分で自分に課しているだけなので書かなくてもいいんだけれど。 たぶん、題材は悪くない。悪くないんだよ。映画にもなるくらいなんだから。それに現地では評判のミュージカルではなかっ…

まだ上があるって思っていたい

レビューサイトの点数ってみなさん何点までつけますか。わたしあんまり5点って付けたくなくてふつうが3点、よいが4点、すっごいよかったなあが4.6点のイメージなんですけど。結構こういうサイトにおける点数の定義ってみんなそれぞれでしょう。平気で0点をつ…

文字の住み処

なんだかもっともっと自由に書く場所にするはずが結局レビューログのようになっていてもったいない。もちろんアウトプットの場所がほしいのはほしいんだけど。タイトルを崩せばいいのだろうか。そういう問題でもないのかな。(まあ中身はぐずぐずにくずれて…

同級生

誰かに読ませるために書いたら嘘になる気がしたんだよね。だから書かなかったけど。ここには書く。 すごく、分かった気がしたの。 たとえば、女の子がこういうものが好きであること、こういうことが別になんだってないこと、こういうものを描くものとして絵…

オデッセイ/リドリー・スコット

「だが、殺されたはずの俺は生きている」 ハムレットから始まるオデッセイ。 音楽の使い方(ディスコミュージックの選び方ではない)はイマイチだったと思うけれど何もない宇宙に何かがあるというはじめての安心感。基本的には救いようがない物語を好むわたし…

ウェストサイド物語

劇団四季観てきた。 小学生のとき、社会科見学みたいなやつで日生に「ユタとゆかいな仲間達」観に行ったぶりであった。 劇場は浜松町の四季劇場「秋」、席は3階のバルコニーで学割が効いて2000円。浜松町の劇場は船に乗るときにときどき見かけていたけどぱっ…

みなでつくる方法─吉阪隆正+U研究室の建築

@湯島 ついでにU研もメモ。 すごいな。図面が濃いってこういうことだ。 ・個人的にはDISCONTが気に入ってしまった。あの青焼きのキャプション...! ・セミナーハウスの油土模型もすごかった。こんなに油土の似合う建築ってあるんだろうか。ぬめぬめと起ち上…

フォスター+パートナーズ展:都市と建築のイノベーション

@森美 フォスター観に行ったってよ。 フォスターとの出会いは数年前の受験を終えて暇していたときの一本の映画。フォスターがスキーをしている映画(語弊)。とても鮮烈だった気がする。ろくに建築家の名前も知らない私が、「ひとりの建築家」の映画を観た…