星座早見図

mapping of stars

六本木クロッシング2016:僕の身体、あなたの声

@森美

 

セーラームーン展行ったらこっちも入れた。別の機会に、と思ってたけどラッキーだったので見てきたよ。恒例の六本木クロッシング

 

ざっくり雑感は、今年弱めだったよな。六本木クロッシングは、オープンスペースほどではないけど、やっぱり表現工学的だと勝手にジャンル分けしてるので、もっと五感にギュンギュンくるイメージだった。今年は、身体性みたいなところにフォーカスしているからなのか、むやみやたらに感覚に訴える感じではなかったかも。

 

好きだったもの

・日出ずる/小林エリカ

サンライズ・セレナーデ

美しくて鮮烈で、でもなんだか痛々しくて、ギュってなる。スパークする光をあれだけさらっと表現できるのがいい。

 

・(不)可能な子供/長谷川愛

新美でも見たけれどMITの。わたしの受け取り方が変わっていて驚いた。わずか半年くらいの話だけれど、刻々と社会情勢は変化しているし、わたしのLGBTというマイノリティへの解釈も変わっているのかなと思った。

個人的には、今、確実にそういったマイノリティへの関心が高まっていて、より良い方向へと変化の途中にあると思っている。過程にすぎないけれど、ちょうどいい、とさえ思う。今の感じがちょうどいい。マイノリティにはいろいろ種類があって、認知が拡大することでマイノリティでなくなる可能性のあるものもあるけれど、LGBTというマイノリティはおそらく一生マイノリティだ。マジョリティになることはない。だから、状況が良くなってるとはいえ、考えることを、伝えることを、その努力を、やめてはいけないのだとも同時に思う。LGBTがスタンダードになる未来はないと思っているけれど、LGBTという人たちの存在を当たり前に受け止められる層がマジョリティ、スタンダードになる日を目指して。