Open Space 2017 未来の再創造
@ICC
そういえば今年もオープンスペース初めしたので、ちょっと前のことだけど記憶掘り返しておく。
年々、蓄積を持って見ると、現代美術アーカイブが読めるようになっていってうれしくて足元見ながらステップ踏んでしまうね。
keyword
アーツアンドクラフツ
ダダ
グロピウス
デスティル
バウハウスの食器
リシツキー
クレーの造形思考
エスプリヌーボー
モホリナギ
VOGUE
フランクロイドライト
ジェームズタレル
ナムジュンパイク
キースヘリング
本展は、うーん、いつもの方が刺激的で鮮烈な印象があったけど、今回は「弾道学」について引っかかったらしい。(メモを読みました)
事細かに書いていないので思い出せないけれど、これはジェンダーの話につながっていたはずである。
オーラ・サッツ《銃弾と弾痕のあいだ》《銃弾と弾痕のあいだで揺らめいて》
《銃弾と弾痕のあいだ》は,発射された弾丸などの移動と挙動に関する学問の一分野である弾道学と,初期の数値計算における女性の役割についての映像作品です.1946年にアメリカ陸軍が弾道計算のために開発した最初期のコンピュータ,ENIACのプログラミングには6人の女性が従事していたことが知られています.第二次世界大戦において,弾道研究に従事した女性の主な任務は,二つの既知のデータ(発射地点と被弾地点)から,その間の欠けているデータを推測することでした.作品は,高速弾丸写真,弾丸波画像などの特殊な映像やコンピュータのパンチカードなどを用いて,この二つの点,弾丸と穴,加害者と被害者,存在と不在,といったギャップをいかに読み解くかを考察します.なお,弾道学は,現在の宇宙開発にも応用されるなど,軍事利用に留まらない科学研究分野となっています.《銃弾と弾痕のあいだで揺らめいて》は,その二つの点を見る角度によって絵柄が変化するように,レンチキュラー・レンズを使って制作された作品です.
ICCやさしい。検索したら出ていた。インターネットありがとう。
実は作品自体は読み解け切れていないけれどこのキャプションの力でわたしの心がねじ伏せられた作品であった。
それではまた来年。