ライアン・ガンダー −この翼は飛ぶためのものではない
@国立国際美術館(NMOA)
RYAN GANDER -These wings aren't for flying
アートに疎い民としてはたいてい知らない人なのだけど、こういうふうにひとりやワンテーマを拾い上げてくれるイメージの美術館だ、、。毎度興味を広げて帰れる。
帰りがけは駆け込みでNMOAへ。前来た時にキュレーションに惚れ込んだので以来、大阪にきたら行くようにしている
これまた過去の記録で失敬。
いい美術館なのである。いつもわたしに新しい視座をくれる。いつしかは写真展を観に来たんだったかなあ。記録どこ。
ライアン・ガンダー、作品自体への理解は深くないけれど、ああ、これは、思考法やプロセスの話かもしれないと思ったし、別階の2作ずつ並べていく方式は、賢くてずるかった。星つなぎの話だと思う。与えらえた何かと何か。その間に存在する、「何か」。人間は、探してしまうし見つけてしまうし結んでしまうのだ。そういう、人間の性質の話だと思う。ましてや誰か作家という他者が二つ並べたもの。「意図」をこじつけてしまうものですね。