星座早見図

mapping of stars

2017-01-01から1年間の記事一覧

ままごと「わたしの星」

@三鷹市芸術文化センター 星のホール そこには、消費されない少年少女がいた。眩しくて、儚くて、生きているなあという感じがした。消費されないで生きる高校生を見るのは久しぶりだったから、なんだかそれはそれで苦しくて、泣き出しそうだった。 10人の少…

ベター・ハーフ①

@本多劇場 今になって苦しくなる。どうしたものだろう、上手くいかない愛が、もどかしくて苦しくて、くすぐったくなる。中村中さんの歌を聴きながら、どんどん絡まって言葉にならなくなる。 youtu.be www.youtube.com

わが星

わが星を観た。何年か前に話題になっていた。 この世界は円環。 一分一秒を回して、日々を回して、地球を回して、生きている。 「世界が回った!」なんて慣用表現、どこかの界隈では日常語のようにして共通理解をもって使われるけど、あながち間違っていない…

ルネ・ラリックの香水瓶

@高崎市美術館 北澤美術館所蔵 ルネ・ラリックの香水瓶 アール・デコ −香りと装いの美− 井上邸を観に来たついでに。特別関心のあるテーマでもないのでつなぎようがないといえばないのですが、まあ先は長い人生ですから、この先何があるかわからないじゃない…

ライアン・ガンダー −この翼は飛ぶためのものではない

@国立国際美術館(NMOA) RYAN GANDER -These wings aren't for flying アートに疎い民としてはたいてい知らない人なのだけど、こういうふうにひとりやワンテーマを拾い上げてくれるイメージの美術館だ、、。毎度興味を広げて帰れる。 帰りがけは駆け込みで…

Open Space 2017 未来の再創造

@ICC そういえば今年もオープンスペース初めしたので、ちょっと前のことだけど記憶掘り返しておく。 年々、蓄積を持って見ると、現代美術アーカイブが読めるようになっていってうれしくて足元見ながらステップ踏んでしまうね。 keyword ミュシャ アーツアン…

エリック・カール展

@世田谷美術館 エリックカール展。最終日目前にして滑り込み。混みすぎてまともに見れていないけど、クレーやマティスにつながった瞬間に泣いてしまいそうになる #ericcarle #setabi #星つなぎです エリックカールが好きなものを平易な言葉にしているのがと…

ソール・ライター展

@Bunkamura ザ・ミュージアム ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展 土曜の昼すぎは結構混んでいた。 写真展はTOPぶりだけれど、ソール・ライターはより「視線」を感じてよかった。かなりよかった。絵には視線や視点が介在しない可能性がある…

空想夢想

この世界は「不快」を叫ぶ人がいたのならそちらに寄り添っていかなくてはならないのだろうか。えっじゃあ「これはいや!」「あれもだめ!」「よくない!」「害悪!」って叫んだ人の勝ちだろうか。もちろん全人類が快適で安全で幸福な世界が実現できるならそ…

ナビ派展

@三菱一号館美術館 ナビ派、印象派とちがうのは、「版画」だーというところ。とても「版画」。展覧会を追っていったら、答えあわせのように版画もあったし、浮世絵のオマージュも感じたので、たぶんわたしのこの感覚は合っているはず。 わかりづらいのは色彩…

堀部安嗣展 建築の居場所

@ギャラリー間 とてもよかった。来てよかったーって思った。 たまたま、館長とアートディレクターの森桜さんのギャラリートークに出くわして、珍しくわたしも時間に余裕があったもんだから聞いてきた。身近な人に語られる堀部安嗣は、そのまんまの人に思えた…

言葉の呪いも鎧も一切合切

思考を洗練させればさせるほど言葉は尖って自分の胸を刺す。自分の胸どころか所構わずいろんな人を傷つける凶器にさえなる気がする。 あらゆるところで、わたしがわたしであることを選ぼうとした結果、見えずに踏み潰してきたものがたくさんあるんじゃないか…